石の声 〜Voices of the Stones〜 文・写真 金城満 英訳 レベッカ・ジェニスン 出版社 佐喜眞美術館 発行年月日2007年9月14日
黙々と、ただ石に番号を打つ
その行為の数、20余万
祈りにも似た表現行為。
これが「石の声」の呼びかけ文である。 ―本文より
沖縄戦戦没者―236、095名(96年時点) 1996年、沖縄開邦高校芸術科の生徒らがこの236、095という数字をひとつひとつ石に記そうと呼びかけた。 呼びかけに応じた参加者は、およそ600名。 これは彼らの4日間(6/15、16、22、23)を 写真、文章で著した記録書である。
そこにあった人々の姿は祈りの姿そのもので、 番号を記され、積み上げられていく石は まさしく声を上げていた。 6月23日―慰霊の日、沖縄戦終結の日。 沖縄の人、沖縄を知る人愛する人、戦争を知る人 すべての人に読んでもらいたい。
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